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アラフォー以降を素敵に生きよう! 「死ぬまでオンナを捨てないアメリカ女子」に学ぶ、楽しい年の重ね方

年の半分、クルーズでリタイア生活を送る?

 先日年の半分を、海の上で過ごすというご夫婦と話をしました。「へー、そんなリタイア法もあるんだ!」と、目からウロコだったので、紹介します!

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年の半分はクルーズ生活!

普段はシニアコミュニティーで「ミニマリスト

 その後夫婦は、子供の友達のおじいちゃん、おばあちゃんなのですが、普段は「シニアコミュニティ」で慎ましい生活をしています。シニアコミュニティと言っても介護施設のようなものではなく、お年寄りが自立して普通に暮らす一軒家が一杯ある感じの場所。小さな家がいっぱいあって、真ん中に集会場と24時間緊急事態が起こった際にサポートに飛んできてくれる管理人がいる、というような体裁です。

 

 昔は大きな家に住んで、馬が数頭いるような広大な土地を持っていたらしいのですが、リタイアと共に全部財産を処分し、自分たちの資産からするとかなり安価なコミュニティをあえて選んだそうです。その理由は「あの世に花にも持っていけないから」。モノに囲まれるよりも、楽しい経験にお金を使いたい!ということで、年の半分旅行に行くという選択をしたそうです。素敵すぎる!

 

なぜクルーズを選んだかというと?

 ご夫婦がクルーズ生活を選んだ理由は、クルーズ船は一旦乗ってしまったら、移動は全部船で済むから、だそうです。しかも医務室も完備されているし、具合が悪くなっても安心と言う理由もあったそう。また、食費も一回払えば全部コミコミというクルーズのシステムは、お財布に優しいんだ!とも話してくれました。

 ご夫婦が船に乗るのは、オフシーズンのみ。かなり格安のパッケージを見つけて、旅先を選ぶのだそうです。今まで行ったのはアラスカ、地中海、カリビアン、北欧、アフリカと、まあ、ほとんど全世界ということでした(驚)

 

アメリカ人は「経験」にお金をかける人が増えている

 以前のアメリカなら大きな家、車は必需品で、それらを維持することが成功のバロメーターのようなものでもありました。リタイアしたらしたで、ゴルフ場完備のコミュニティで贅沢に暮らすとか、そういうのが憧れだった時代もあると思います。

 けれど最近は若い人であっても、大きな家にお金をかけるのではなく、経験にお金をかけようという動きが目立っています。何となく価値観が、昔とは変わってきたのかなぁと。素敵なご夫婦のお話を聞いて、私もそんなリタイアがしたいと思ってしまいました!