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アラフォー以降を素敵に生きよう! 「死ぬまでオンナを捨てないアメリカ女子」に学ぶ、楽しい年の重ね方

アメリカ女子に「第二の人生」って言ったら、不思議がられた件

 日本でリタイアとか定年とかいう話をすると、その後の人生を「第二の人生」なんて言いますよね。しかし「人生は平坦なものじゃないから、第二の人生って変な言い方よね」とアメリカ女子友に指摘されてしまいました。

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人生は一つ、選択と転機が一杯なだけ

 

アメリカ人にとって、人生は「EXILE(放浪)」なのかも

 アメリカに住んでいると、1つのキャリアに落ち着かず転職を繰り返し、仕事と共に遠くに引っ越していくという人や場面に出会います。私もそうなんですが、企業が永久雇用してくれるなんて誰も信じてないし、条件が良いところがあれば、パッパと次に移る人は多いです。もしもその企業が州外の遠くにあったとしても「引っ越し料金負担つき」だったら、迷わず家ごと引っ越しちゃう人もいる。

 「明日は何が起こるか分からないし、必要だったら生活そのものを変えていく」ということに、日本人よりはもアメリカ人は柔軟なところがあるのかもしれません。そしてEXILEするうちに出会った新しいもの、得するもの、便利なもの、面白いものは、どんどん生活に取り入れて常に自分を囲む状況が「ブラッシュアップ」されていくことに貪欲な人も結構多いかも。

 

アメリカ人にとって第二の人生とは?

 アメリカでは基本的に「定年制」がないので、いつまでもずっと働いている人も多いですが、それでも年を取れば仕事を少しセーブしたりして、のんびり過ごすことを求める人は多いです。特に子供がいる家庭では子供が成人して家を出ることが、一つの引退の目安になることが多いですが、それでもそれを「第二の人生」っていう表現で語るのは、ちょっと無理があるというのが女子友の指摘。

 アメリカ人にとっての「第二の人生」とは、「引退した後」のことというよりも、親から巣立った時に始まる「自分自身の力で切り開いていく人生」っていう感覚の方が強いって言ってました。これには「なるほどー!」と思ってしまいました。

 

ではリタイアメントの後は、何の人生?

 では、リタイアした後、退職した後って?と聞いてみたら「それはご褒美の人生でしょう?」と。引退したら旦那さんと旅行にいったり、子育て中や働いていたら出来なかった楽しいことを、全部やるのよ!っていう説明でした。

 「それを実現するためには、一生懸命働いて老後にお金が困らないようにしなくちゃいけないし、健康でいなくちゃいけない。お金の件はプランニングが必要だし、健康でいたいなら添加物食べないとか、遺伝子組み換え食品食べないとか、口に入れるものはちゃんと考える必要があるってことよ! 子供とか孫に助けてもらおうなんて思わない方がいいのよ。ご褒美は自分で作るのよ!

……このごもっともすぎる説明に、思わずうなってしまいました。